カラカラ炒め(Ma la pot) in Clementi
Clementi駅直結のショッピング&飲食店エリア。
koi caféやGong chaに代表されるような昨今流行りのBubble tea屋さんから、用途不明のド派手な蛍光色のザルを売るお店まで様々。
さすがに闇夜に光る竹トンボ的なものを飛ばしてるおじさんはいない。
シンガポーリアン風にいえばRojakの様相。
Rojak。
まずまずのローカル感。
萬田久子のようなフォトジェニック淑女はまずいない。
雑踏を進むと、「442 BGAIN EATING HOUSE」 と銘打たれたコーヒーショップが見える。Malay語でいうとコピティアム。
442はBlock numberの442。
話はそれるけれど、ホーカーとコーヒーショップの違いについて言及しておきたい。(本題まだ始まっていない)
仕組み上の違いは貸主。
外見上の違いは集合体の大きさ。
【ホーカー】
仕組み :政府直轄
見た目:大きな掘っ建て小屋&店舗数多め
【コーヒーショップ】
仕組み:オーナーによる貸出
見た目:3~6店舗程度と店舗数少なめ
話を戻そう。
ちがう、まだ始まってない。
話を始めよう。
BGAIN EATING HOUSE 内の右端にある店が今回の主役。
(写真お借りしました)
「Spicy Mala Pot La Mei Ma La Xiang Guo 辣妹麻辣香鍋」
英語名Ma La pot(マーラーポット)
ランダム食材のトウガラシ炒め。
注文は2ステップ
1ST STEP ショーケース型冷蔵庫内から具材を選ぶ
2ND STEP 辛さを選ぶ(1辛~3辛)
コピティアムの雑多な雰囲気とは裏腹に、ショーケース内には数多くの食材が整然と並べられている。
葉物を中心とした野菜、肉、臓物、海鮮など食材という食材がひと通りある。
食材のデパート(舞の海)。
目についた食材を徒然なるままに選ぶ。
おいしそうなものをとにかく足していく。
どれとどれは合わない等と気にしてはいけない。気付いたら器いっぱいの山盛り生食材。
食材ドラフトのあとは、2ND STEPとして辛さを選ぶ。今回は1辛と3辛を注文。
噂によると0辛にもできるらしい。
Coco壱で0辛を注文する私としては幸甚の極み。
なお、料金体系は食材の種類と量によって決まる。野菜は安く、エビや牛肉はちょい高。1種類1.5ドル~3ドルくらいかな。詳細は失念。御免。
やせ型のおじさんがその華奢な身体で中華鍋をふるう。年季の入った中華鍋をせわしなくふるう。待つこと10分、まずは1辛が登場。
ドゥン
ぱっと見はさほど辛そうじゃないね。
……..辛っ!!
辛くておいしい。
色んな食材が入ってるので、それぞれの具によって食感や味わいも違って楽しい一品。
みんなちがって、みんないい。
各食材が麻辣(マーラー)によって活躍の場を与えられている。ダイバーシティ(言いたいだけ)。
辛いからやはりビールがススム君。
「ありったけのビールを!」
タイガーレディのお姉さまを困惑させて申し訳ない。
続いて3辛
ドゥン
もう色がね…..
赤が多い...
さっきのでも辛かったのに。
第一形態フリーザに勝てないやつが、第三形態フリ―ザに勝てるわけがない。クリリンの悲哀をかみしめながら自らを奮い立たせ、
(恐る恐る)ぱくっ。
……..辛っ!!辛いよ!
「からい!!」じゃなくて「つらい!!」
皿が麻辣だらけになってきたので、
食べやすいように麻辣をよける。
……そりゃ辛いわ。
舌と唇にジンジンとした痛みを感じながら、無事完食。
同じコピティアム内にある拉麺&小籠包がメインのお店の餃子も美味しいので、あわせて試されたし。水・焼ともにどちらも美味しい。
ふぅ~
お腹ぽんぽん。
「Spicy Mala Pot La Mei Ma La Xiang Guo 辣妹麻辣香鍋」
Bgain 442 Eating House, 442 Clementi Ave 3 Clementi