Singapore式 肉骨茶(バクテー)
前回に続いて肉骨茶(バクテー)。
「アイライク肉骨茶サン」
マートンもこう言うはず。
とかく油っこい食べ物が多いシンガポールにおいて、肉骨茶はそれらとは一線を画す。
ポークスペアリブ in 胡椒ベースのスープ。
スープは豚骨出汁と塩コショウで味付けされているので油っぽくない。
油っぽくないだけでヘルシー認定とは、ずいぶんヘルシーハードルが低い気もする。
しかし、油(砂糖、塩も同様)が少ないだけでヘルシアチョイスマークを食品に付与できるのでシンガポール的にはやはりヘルシーと言える。
ang mo kioのblock453にある肉骨茶
キアヌリーブスを意識しているおじさん(写真手前左)も通う人気店。
$5、$8、$10から選べる。
同僚とシェアすべく$10を選ぶ。
肉は少し固めで、かみごたえあり。
その分脂肪が少なく好みの肉。
スープは湯気が立ちのぼり、霧のよう。
コショウの香りが香ばしい。
布施明が食べていたら
「霧の肉骨茶」
「肉骨茶のかほり」
代表曲が変わっていたかもしれない。
そのくらい美味しいスープ。
味の濃さもちょうど良い
ちなみにang mo kioという地名の由来にはちょっと怖い言い伝えがある。
漢字で書くと「紅毛橋」。福建語読みでアンモーキオ。北京語読みでホンマオチャオ。
「紅毛」とは、イギリス人豪商の妻ジェニファー・ウィンザーのことを指し、ジェニファーの娘アンジェラが行方不明になった後、この橋の上で、女の子の声が聞こえるようになった。その噂を聞いたジェニファーは、愛する娘を想い、自分が死去するまでこの橋の上ですごした。
お腹ぽんぽん。
Seng Kee Bak Kut Teh 成記肉骨茶
Address :Blk 453A Ang Mo Kio Ave 10 #01-99
Open : 0600 - 1430
Close : Wednesday